全国確率洪水流量データセット


1. 識別情報

名称 全国確率洪水流量データセット
略称 d4Flood
DOI doi:10.20783/DIAS.672
メタデータID d4Flood20250917224458-DIAS20221121113753-ja

2. 問合せ先

2.1 データセットに関する問合せ先

名前 佐山敬洋
組織名 京都大学防災研究所
住所 日本, 6110011, 京都府, 宇治市, 五ヶ庄
電話番号 0774-38-4125
電子メールアドレス sayama.takahiro.3u@kyoto-u.ac.jp

2.2 プロジェクトに関する問合せ先

2.2.1 データ統合・解析システム

名前 DIAS事務局
組織名 国立研究開発法人海洋研究開発機構
住所 日本, 236-0001, 神奈川県, 横浜市, 金沢区昭和町3173番25
電子メールアドレス dias-office@diasjp.net

3. ドキュメント作成者

名前 佐山敬洋
組織名 京都大学防災研究所
電子メールアドレス sayama.takahiro.3u@kyoto-u.ac.jp

4. データ作成者

名前 佐山敬洋
組織名 京都大学防災研究所
電子メールアドレス sayama.takahiro.3u@kyoto-u.ac.jp

5. ドキュメント作成年月日

2025-09-17

6. データ作成年月日

  • creation : 2025-07-01

7. データセット概要

7.1 序論

本データセットは、中小河川を含む日本全国の河川を対象に、現在気候および将来気候(気温上昇2度および4度)下における、各種再現期間に対応した洪水ピーク流量を推定したものである。

 全国5kmメッシュのアンサンブル気候予測データ(d4PDF_5kmDDS_JP)から、地方ごとに約3,000~5,000の大雨イベントを抽出し、150mメッシュで全国の地形を表現した降雨流出氾濫モデル(RRIモデル)に入力することで、全河川の洪水流量を計算し、その結果を本データセットに収録している。

 各河道地点では、上位72事例の流量を用いて非毎年系列に基づく極値統計解析を行い、任意の再現期間(10年以上)に対応する確率洪水ピーク流量を推定している。加えて、その推定に用いた上位72事例のハイドログラフと流域平均雨量の時系列(ハイエトグラフ)、降雨分布もあわせて収録している。

7.2 トピックカテゴリ(ISO19139)

  • inlandWaters

7.3 時間情報

開始日 1951-09-01
終了日 2010-08-31
時間分解能 Hourly

7.4 地理的範囲

北限緯度 50
西限経度 125
東限経度 150
南限緯度 25

7.5 グリッド

7.6 地理情報を識別する名称

7.7 キーワード

7.7.1 データセットに関連するキーワード

キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme HYDROLOGY > Floods AGU

7.7.2 プロジェクトに関連するキーワード

7.7.2.1 データ統合・解析システム
キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme DIAS > Data Integration and Analysis System No_Dictionary

7.8 データセットに関するオンライン情報

7.9 データ周辺情報

7.10 データ配布情報

配布識別名 配布バージョン 配布に関する説明
ascii 1.0

8. 系譜情報

8.1 データ処理 (1)

8.1.1 データセット作成に関する加工過程や履歴の説明

8.1.2 元データの情報

データ起源の引用名 加工するデータ起源の説明

9. 品質等

10. 利用規約

10.1 データ提供者によるデータ利用規約

出典を表示すれば、商用・非商用を問わず、自由に利用、改変可。

10.2 プロジェクトによるデータ利用規約

10.2.1 データ統合・解析システム

データ提供者がデータ利用規約を定めていない場合は,DIASサービス利用規約(https://diasjp.net/terms/)およびDIASプライバシーポリシー(https://diasjp.net/privacy/)が適用されます.

DIASサービス利用規約とデータ提供者によるデータ利用規約に齟齬がある場合は,データ提供者によるデータ利用規約が優先して適用されます.

11. ライセンス

CC-BY 4.0 : 表示 4.0 国際

12. 謝辞の記載方法

12.1 データ提供者の指定による謝辞の記載方法

本研究では全国版RRIモデルを用いて作成した全国確率洪水流量データセット(d4Flood)を使用した。

12.2 プロジェクトの指定による謝辞の記載方法

12.2.1 データ統合・解析システム

このデータセットを利用して学会発表,論文発表,誌上発表,報告などを行う場合は,以下を参考に謝辞を記載すること.また,データ提供者が示す謝辞の記載方法がある場合は,それも併記すること.

“ 本研究では、[データ提供者の名称]が提供する[データセットの名称]を利用した.またこのデータセットは、文部科学省の補助事業により開発・運用されているデータ統合解析システム(DIAS)の下で,収集・提供されたものである. ”

13. 参考文献

Chen, J., Sayama, T., Yamada, M., Tanaka, T., & Sugawara, Y. (2025). Projecting multiscale river flood changes across Japan at +2°C and +4°C climates. Earth's Future, 13, e2024EF005884. https://doi.org/10.1029/2024EF005884

Chen, J., Sayama, T., Yamada, M., & Sugawara, Y. (2025). Reducing the computational cost of process-based flood frequency estimation by extracting precipitation events from a large-ensemble climate dataset. Journal of Hydrology, 655, 132946. https://doi.org/10.1016/j.jhydrol.2025.132946

Sayama, T., Yamada, M., Yamakita, A. et al. Parameter regionalization of large-scale distributed rainfall–runoff models using a conditional probability method. Prog Earth Planet Sci 12, 17 (2025). https://doi.org/10.1186/s40645-025-00691-w