名称 | 5次メッシュ(250mメッシュ)日本全国洪水氾濫被害予測 by SI-CAT |
版 | Ver2.0 |
メタデータID | SICAT_Japan_Flood20230727102321-DIAS20221121113753-ja |
名前 | 風間聡 |
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組織名 | 東北大学大学院工学研究科 |
電子メールアドレス | so.kazama.d3@tohoku.ac.jp |
名前 | 柳原駿太 |
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組織名 | 東北大学大学院工学研究科 |
電子メールアドレス | yanagihara.hayata.r1@dc.tohoku.ac.jp |
本データセットには,日本全域を対象に5次メッシュ(250mメッシュ)で推定した洪水氾濫による年期待最大浸水深および年期待被害額が収録されている.対象期間は現在気候(1981~2000年)と21世紀末気候(2081~2100年)の2期間である.浸水深の算定において,治水構造物の整備率を50%と仮定している.また,21世紀末気候の解析においては,2つのRCPシナリオ(RCP2.6,RCP8.5)と5つのGCM(CSIRO-Mk3-6-0,GFDL-CM3,HadGEM2-ES,MIROC5,MRI-CGCM3)が使用されている.解析手法の詳細はYamamoto et al. (2021)の論文を参照されたい.Ver2.0(2021年11月1日公開)では,以下の点をYamamoto et al. (2021)の論文から更新・変更した.
1. 家屋被害と事務所償却・在庫資産被害の浸水深別の被害率を令和2年版の治水経済調査マニュアル(案)の値に更新
2. 治水構造物を考慮する河川区間を,1級直轄区間,1級指定区間,2級河川区間に変更
Yamamoto et al. (2021)の論文では年期待最大浸水深の算定方法に関する言及はないが,年期待最大浸水深は年期待被害額と同様な手法で求めたものである.
キーワードタイプ | キーワード | シソーラス名 |
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theme | Human Dimensions > Natural Hazards > Floods | GCMD_science |
theme | Disasters | GEOSS |
place | Asia > Eastern Asia > Japan | Country |
年期待被害額のファイル名は「AED_対象期間_RCPシナリオ_GCM名_v2.bil」,年期待最大浸水深のファイル名は「ExpectedDepth_対象期間_RCPシナリオ_GCM名_v2.bil」である.ファイル名の「対象期間」は,現在気候の場合には「current」,21世紀末気候の場合には「2100」としている.ファイル名の「RCPシナリオ」は,RCP2.6の場合には「26」,RCP8.5の場合には「85」としている.ファイル名の「GCM名」は,GCM名の略称(CSIRO-Mk3-6-0:CS,GFDL-CM3:GF,HadGEM2-ES:Ha,MIROC5:MI,MRI-CGCM3:MR)としている.ファイル数は22個で,1ファイル当たり約207MBである.GIS上にファイルを展開するために必要なヘッダーファイル(HDR_FILE.hdr)も併せてダウンロードされる.
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Yamamoto, T., Kazama, S., Touge, Y., Yanagihara, H., Tada, T., Yamashita T. and Takizawa, H.: Evaluation of flood damage reduction throughout Japan from adaptation measures taken under a range of emissions mitigation scenarios. Climatic Change 165, 60 (2021). https://doi.org/10.1007/s10584-021-03081-5