JRA55-JMACPS2-Delta-S14FD 再解析・予報接合気象外力データセット


1. 識別情報

名称 JRA55-JMACPS2-Delta-S14FD 再解析・予報接合気象外力データセット
version 1.0
DOI doi:10.20783/DIAS.649
メタデータID JRA55_JMACPS2_Delta_S14FD20240726075045-DIAS20221121113753-ja

2. 問合せ先

2.1 データセットに関する問合せ先

名前 飯泉仁之直
組織名 農研機構・農業環境研究部門
住所 日本, 305-8604, 茨城県, つくば市, 観音台3-1-1
電話番号 029-838-8201
電子メールアドレス iizumit@affrc.go.jp

2.2 プロジェクトに関する問合せ先

2.2.1 データ統合・解析システム

名前 DIAS事務局
組織名 国立研究開発法人海洋研究開発機構
住所 日本, 236-0001, 神奈川県, 横浜市, 金沢区昭和町3173番25
電子メールアドレス dias-office@diasjp.net

3. ドキュメント作成者

名前 飯泉仁之直
組織名 農研機構・農業環境研究部門
電子メールアドレス iizumit@affrc.go.jp

4. データ作成者

名前 飯泉仁之直
組織名 農研機構・農業環境研究部門
電子メールアドレス iizumit@affrc.go.jp

5. ドキュメント作成年月日

2024-07-26

6. データ作成年月日

  • creation : 2022-10-26

7. データセット概要

7.1 序論

JRA55-JMACPS2-Delta-S14FD は、全球 0.5°分解能のバイアス補正された再解析・予測接合気象外力データセットです。再解析値については気象庁のJRA-55の3時間値を日別値に集計したうえで使用しました。予報値には気象庁・気象研究所のJMA/MRI-CPS2予報システムの日別出力値を使用しました。再解析値と予報値はそれぞれバイアス補正したうえで共通のベースラインの上で接合しました。ベースラインとなる気象外力値はS14FDデータセットを用いました。バイアス補正にはデルタ法を使用しました。デルタ法の適用方法は気象変数により異なるが、気温と湿度、放射量、気圧については加法的に補正し、降水量と風速については乗法的に補正しました。

バイアス補正後、再解析値と予報値(それぞれの気候値に対する変化量)を気象外力の気候値上で接合し、接合日あたり3年間分の日別時系列を作成しました。3年間は接合データ作成年前年(t-1)の1月1日から翌々年(t+1)の12月31日までです。接合日以前には再解析値が入っており、接合日の翌日以降から約240日間は予報値、それ以降は気象外力の気候値が割り当てられます。バイアス補正手法はデルタ法を使用しました。接合日は、1月10日(0110と表記する)から12月6日までの30日間隔、13ケースです(すなわち、0110、0209、0301、0331、0430、0530、0629、0729、0828、0927、1007、1106、1206)。接合データは2010年から2021年までのそれぞれの接合日について利用できます。なお、接合日が2010年1月10日の場合には、2009年1月1日から2011年12月31日までの3年間の接合データが収録されています。同様に、接合日が2021年12月6日の場合には、3年間のデータは2020年1月1日から2022年12月31日です。

気象変数は日最高・最低・平均2m気温(tmax2m、tmin2m、tave2m;℃)、降水量(precsfc、mm/d)、下向き短波・長波放射量(dswrfsfc、dlwrfsfc;W/m^2)、2m相対湿度(rh2m;%)、比湿(spfh2m;kg/kg)、10m風速(wind10m、m/s)、地上気圧(pressfc、hPa)です。

7.2 トピックカテゴリ(ISO19139)

  • climatologyMeteorologyAtmosphere

7.3 時間情報

開始日 2010-01-01
終了日 2021-12-31
時間分解能 Daily

7.4 地理的範囲

北限緯度 90
西限経度 -180
東限経度 180
南限緯度 -90

7.5 グリッド

次元の名称 次元の分割数 次元の解像度
row 720 0.5 (deg)
column 360 0.5 (deg)

7.6 地理情報を識別する名称

7.7 キーワード

7.7.1 データセットに関連するキーワード

キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme Atmosphere > Atmospheric Temperature > Surface Air Temperature, Atmosphere > Precipitation > Precipitation Rate, Atmosphere > Atmospheric Radiation > Shortwave Radiation, Atmosphere > Atmospheric Water Vapor > Humidity, Atmosphere > Atmospheric Winds > Surface Winds > Wind Speed/Wind Direction, Atmosphere > Atmospheric Pressure > Surface Pressure GCMD_science

7.7.2 プロジェクトに関連するキーワード

7.7.2.1 データ統合・解析システム
キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme DIAS > Data Integration and Analysis System No_Dictionary

7.8 データセットに関するオンライン情報

7.9 データ周辺情報

7.10 データ配布情報

配布識別名 配布バージョン 配布に関する説明
NetCDF 4

8. 系譜情報

8.1 データ処理 (1)

8.1.1 データセット作成に関する加工過程や履歴の説明

この接合気象外力データセットは、JRA-55再解析とJMA/MRI-CPS2予報をS14FD気象外力に対してそれぞれバイアス補正したうえで一つの日別時系列データとして接合しました。接合日以前には再解析値が入っており、接合日の翌日以降から約240日間は予報値、それ以降はS14FDの気候値が入っています。バイアス補正手法はデルタ法を使用しています。

8.1.2 元データの情報

データ起源の引用名 加工するデータ起源の説明

9. 品質等

10. 利用規約

10.1 データ提供者によるデータ利用規約

データを利用した場合には参考文献ないしはデータセットDOIを引用すること。文献については参考文献の項を参照。

10.2 プロジェクトによるデータ利用規約

10.2.1 データ統合・解析システム

データ提供者がデータ利用規約を定めていない場合は,DIASサービス利用規約(https://diasjp.net/terms/)およびDIASプライバシーポリシー(https://diasjp.net/privacy/)が適用されます.

DIASサービス利用規約とデータ提供者によるデータ利用規約に齟齬がある場合は,データ提供者によるデータ利用規約が優先して適用されます.

11. ライセンス

CC-BY 4.0 : 表示 4.0 国際

12. 謝辞の記載方法

12.1 データ提供者の指定による謝辞の記載方法

謝辞不要。

12.2 プロジェクトの指定による謝辞の記載方法

12.2.1 データ統合・解析システム

このデータセットを利用して学会発表,論文発表,誌上発表,報告などを行う場合は,以下を参考に謝辞を記載すること.また,データ提供者が示す謝辞の記載方法がある場合は,それも併記すること.

“ 本研究では、[データ提供者の名称]が提供する[データセットの名称]を利用した.またこのデータセットは、文部科学省の補助事業により開発・運用されているデータ統合解析システム(DIAS)の下で,収集・提供されたものである. ”

13. 参考文献

Iizumi, T., T. Takimoto, Y. Masaki, A. Maruyama, N. Kayaba, Y. Takaya, and Y. Masutomi (2024) A hybrid reanalysis-forecast meteorological forcing data for advancing climate adaptation in agriculture. Scientific Data (accepted on 26 July, 2024)