名称 | 北太平洋海域10km将来予測データ FORP-NP10 version4.5 |
版 | version 4_5 |
DOI | doi:10.20783/DIAS.662 |
メタデータID | FORP_NP10_version4_520231215151808-DIAS20221121113753-ja |
名前 | 石川洋一 |
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組織名 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
住所 | 日本, 236-0001, 神奈川県, 横浜市, 金沢区昭和町3173-25 |
電子メールアドレス | ishikaway@jamstec.go.jp |
FORP(領域海洋将来予測データセット)は、CMIP5(第5次結合モデル相互比較プロジェクト)の複数の気候モデル/シナリオによる大気データを外力として、高解像度の領域海洋モデルシミュレーションにより作成された将来予測データセットで、文部科学省気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)(課題番号: JPMXD0715667163)において始められ、その後、統合的気候モデル高度化研究プログラム領域テーマC「統合的気候変動予測」(JPMXD0717935561)に引き継がれて改良が行われた。気候変動予測先端研究プログラムにおいて二つのCMIP5大気外力データを用いた将来予測データを作成した。開発は、国立研究開発法人海洋研究開発機構と気象庁気象研究所が協力して行っている。海洋モデルとして、気象庁気象研究所で開発がなされている先端的な海洋大循環モデルコードMRI.COMv4 (Tsujino et al. 2017) が用いられている。
FORP-NP10は、水平解像度約10kmの北太平洋海域モデルによる1970年から2100年までの連続計算を行うことにより作成された、北太平洋海域の海洋将来予測データセットである。外力に使用するCMIP5のモデル/シナリオとして、2つのモデル(GFDL-ESM2MとIPSL-CM5A-MR)のHistorical (1981~2005年)、 RCP8.5 (2006~2100年)、 RCP2.6(2006~2100年)シナリオを採用した。FORP-NP10 version 4と併用することによりアンサンブル数が増加し、将来予測の不確実性の評価に用いることができる。
キーワードタイプ | キーワード | シソーラス名 |
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theme | Oceans > Ocean Temperature, Oceans > Ocean Circulation, Oceans > Ocean Heat Budget | GCMD_science |
theme | Models > GCM | GCMD_platform |
theme | Climate | GEOSS |
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2. 本データセットを利用した論文および報告文では、これを利用した旨を謝辞等に明記すること。また下記の論文を引用する。
Nishikawa et al. 2021, Development of high-resolution future ocean regional projection datasets for coastal applications in Japan. Progress in Earth and Planetary Science, 8:7, https://doi.org/10.1186/s40645-020-00399-z
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CC-BY 4.0 : 表示 4.0 国際
本研究では,文部科学省気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)(課題番号:JPMXD0715667163)、統合的気候モデル高度化研究プログラム領域テーマC「統合的気候変動予測」(JPMXD0717935561)、気候変動予測先端研究プログラムのもと国立研究開発法人海洋研究開発機構および気象庁気象研究所により作成された,海洋将来予測データセット(FORP)を使用した.