日本近海域2km将来予測データ FORP-JPN02 version4


1. 識別情報

名称 日本近海域2km将来予測データ FORP-JPN02 version4
Version 4
DOI doi:10.20783/DIAS.656
メタデータID FORP_JPN02_version420231215134428-DIAS20221121113753-ja

2. 問合せ先

2.1 データセットに関する問合せ先

名前 石川洋一
組織名 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報科学技術センター
住所 日本, 236-0001, 神奈川県, 横浜市, 金沢区昭和町3173番25
電子メールアドレス ishikaway@jamstec.go.jp

2.2 プロジェクトに関する問合せ先

2.2.1 データ統合・解析システム

名前 DIAS事務局
組織名 国立研究開発法人海洋研究開発機構
住所 日本, 236-0001, 神奈川県, 横浜市, 金沢区昭和町3173番25
電子メールアドレス dias-office@diasjp.net

3. ドキュメント作成者

名前 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報科学技術センター

4. データ作成者

名前 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報科学技術センター

5. ドキュメント作成年月日

2023-12-15

6. データ作成年月日

  • creation : 2022-11-30

7. データセット概要

7.1 序論

FORP(領域海洋将来予測データセット)は、CMIP5(第5次結合モデル相互比較プロジェクト)の複数の気候モデル/シナリオによる大気データを外力として、高解像度の領域海洋モデルシミュレーションにより作成された将来予測データセットで、文部科学省気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)(課題番号: JPMXD0715667163)において始められ、その後、統合的気候モデル高度化研究プログラム領域テーマC「統合的気候変動予測」(JPMXD0717935561)に引き継がれて改良が行われた。開発は、国立研究開発法人海洋研究開発機構と気象庁気象研究所が協力して行っている。海洋モデルとして、気象庁気象研究所で開発がなされている先端的な海洋大循環モデルコードMRI.COMv4 (Tsujino et al. 2017) が用いられている。

FORP-NP02は、水平解像度約2kmの日本近海モデルを用い、FORP-NP10からいくつかの期間・シナリオをピックアップしたタイムスライス法による力学的ダウンスケーリング計算を行うことにより作成された、日本近海域の海洋将来予測データセットである。タイムスライス期間として以下の期間が含まれている.

JRA-55のhistorical実験より1991年~2018年。

MIROC5のhistorical実験より1991年~2005年。

MRI-CGCM3のhistorical実験より1991年~2005年。

MIROC5のrcp26実験より2086年~2100年。

MRI-CGCM3のrcp26実験より2086年~2100年。

MIROC5のrcp85実験より2041年~2055年、2086年~2100年。

MRI-CGCM3のrcp85実験より2041年~2055年、2086年~2100年。

7.2 トピックカテゴリ(ISO19139)

  • climatologyMeteorologyAtmosphere

  • environment

  • oceans

7.3 時間情報

開始日 1991-01-01
終了日 2100-12-31
時間分解能 Hourly and Daily

7.4 地理的範囲

北限緯度 52
西限経度 117
東限経度 160
南限緯度 20

7.5 グリッド

次元の名称 次元の分割数 次元の解像度
row 1423 1/33 (deg)
column 1604 1/50 (deg)
vertical 60 variable (m)

7.6 地理情報を識別する名称

7.7 キーワード

7.7.1 データセットに関連するキーワード

キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme Oceans > Ocean Temperature, Oceans > Ocean Circulation, Oceans > Coastal Processes GCMD_science
theme Models > GCM GCMD_platform
theme Climate GEOSS

7.7.2 プロジェクトに関連するキーワード

7.7.2.1 データ統合・解析システム
キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme DIAS > Data Integration and Analysis System No_Dictionary

7.8 データセットに関するオンライン情報

7.9 データ周辺情報

7.10 データ配布情報

配布識別名 配布バージョン 配布に関する説明
NetCDF 4

8. 系譜情報

9. 品質等

10. 利用規約

10.1 データ提供者によるデータ利用規約

1. 本データセットの利用条件および免責事項は、基本的にパブリックライセンス CC BY 4.0 に準拠する。

2. 本データセットを利用した論文および報告文では、これを利用した旨を謝辞等に明記すること。また下記の論文を引用する。

Nishikawa et al. 2021, Development of high-resolution future ocean regional projection datasets for coastal applications in Japan. Progress in Earth and Planetary Science, 8:7, https://doi.org/10.1186/s40645-020-00399-z

3. 本データセットを利用して、論文および報告文、学会発表等を行った場合は、別刷あるいは公開URLなどの情報を「問合わせ先」まで報告すること。

4. その他の利用条件は上記のパブリックライセンスに従う。

10.2 プロジェクトによるデータ利用規約

10.2.1 データ統合・解析システム

データ提供者がデータ利用規約を定めていない場合は,DIASサービス利用規約(https://diasjp.net/terms/)およびDIASプライバシーポリシー(https://diasjp.net/privacy/)が適用されます.

DIASサービス利用規約とデータ提供者によるデータ利用規約に齟齬がある場合は,データ提供者によるデータ利用規約が優先して適用されます.

11. ライセンス

CC-BY 4.0 : 表示 4.0 国際

12. 謝辞の記載方法

12.1 データ提供者の指定による謝辞の記載方法

本研究では,文部科学省気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)(課題番号:JPMXD0715667163)および統合的気候モデル高度化研究プログラム領域テーマC「統合的気候変動予測」(JPMXD0717935561)のもと国立研究開発法人海洋研究開発機構および気象庁気象研究所により作成された,海洋将来予測データセット(FORP)を使用した.

12.2 プロジェクトの指定による謝辞の記載方法

12.2.1 データ統合・解析システム

このデータセットを利用して学会発表,論文発表,誌上発表,報告などを行う場合は,以下を参考に謝辞を記載すること.また,データ提供者が示す謝辞の記載方法がある場合は,それも併記すること.

“ 本研究では、[データ提供者の名称]が提供する[データセットの名称]を利用した.またこのデータセットは、文部科学省の補助事業により開発・運用されているデータ統合解析システム(DIAS)の下で,収集・提供されたものである. ”

13. 参考文献

Nishikawa et al. 2021, Development of high-resolution future ocean regional projection datasets for coastal applications in Japan. Progress in Earth and Planetary Science, 8:7, https://doi.org/10.1186/s40645-020-00399-z