気象庁55年長期再解析 従来型観測データのみ使用・高解像度SST使用(JRA-55CHS)


1. 識別情報

名称 気象庁55年長期再解析 従来型観測データのみ使用・高解像度SST使用(JRA-55CHS)
略称 JRA-55CHS
メタデータID JRA55_CHS20230727100317-DIAS20221121113753-ja

2. 問合せ先

2.1 データセットに関する問合せ先

名前 情報基盤部数値予報課
組織名 気象庁
住所 日本, 105-8431, 東京, 港区, 虎ノ門3-6-9
電子メールアドレス jra@met.kishou.go.jp

2.2 プロジェクトに関する問合せ先

2.2.1 データ統合・解析システム

名前 DIAS事務局
組織名 国立研究開発法人海洋研究開発機構
住所 日本, 236-0001, 神奈川県, 横浜市, 金沢区昭和町3173番25
電子メールアドレス dias-office@diasjp.net

3. ドキュメント作成者

名前 情報基盤部数値予報課
組織名 気象庁

4. データ作成者

名前 気候研究部
組織名 気象庁気象研究所

5. ドキュメント作成年月日

2023-07-27

6. データ作成年月日

  • publication : 2020-08-01

7. データセット概要

7.1 序論

気象庁55年長期再解析 (JRA-55) プロジェクトの一部として,気象研究所では,ホットスポットプロジェクト(Nakamura et al. 2015)の支援の下,0.25度の高解像度海面水温(SST)を下方境界条件とした全球大気再解析を実施した.このサブプロジェクトはJRA-55CHSと呼ばれ,下方境界条件以外は,JRA-55Cと同様である(Masunaga et al. 2018).このデータセットは,JRA-55やJRA-55Cでは必ずしもよく再現されない,西岸境界流のような空間スケールの小さい海から大気への影響がより良く捉えられることを意図して作成されている.JRA-55CHSの対象期間は1985年から2012年までである.データ解析等には,JRA-55Cと合わせて利用することを推奨する.

7.2 トピックカテゴリ(ISO19139)

  • climatologyMeteorologyAtmosphere

7.3 時間情報

開始日 1985-04-01
終了日 2012-12-31
時間分解能 6hourly

7.4 地理的範囲

北限緯度 90
西限経度 -180
東限経度 180
南限緯度 -90

7.5 グリッド

次元の名称 次元の分割数 次元の解像度
row 288 1.25 (deg)
column 145 1.25 (deg)
vertical 37 1-50 (hPa)

7.6 地理情報を識別する名称

7.7 キーワード

7.7.1 データセットに関連するキーワード

キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme Atmosphere GCMD_science
theme Balloons/Rockets, In Situ Land-based Platforms, In Situ Ocean-based Platforms, Models GCMD_platform
theme Climate, Weather GEOSS

7.7.2 プロジェクトに関連するキーワード

7.7.2.1 データ統合・解析システム
キーワードタイプ キーワード シソーラス名
theme DIAS > Data Integration and Analysis System No_Dictionary

7.8 データセットに関するオンライン情報

7.9 データ周辺情報

7.10 データ配布情報

配布識別名 配布バージョン 配布に関する説明
GRIB 1

8. 系譜情報

8.1 データ処理 (1)

8.1.1 データセット作成に関する加工過程や履歴の説明

8.1.2 元データの情報

データ起源の引用名 加工するデータ起源の説明

9. 品質等

品質コントロールが十分でないため,利用の際は注意されたい.

10. 利用規約

10.1 データ提供者によるデータ利用規約

1.本データ使用責任者の氏名・所属・連絡先を明らかにすること。

2.本データを気象庁の許可無く第三者に提供しないこと。また、商業的な活動に利用しないこと。

3.本データを利用した論文・報告文には、これを利用した旨を明記すること(下の「引用例」参照)。また、次の論文を必ず引用すること。

 Masunaga, R., H. Nakamura, H. Kamahori, K. Onogi, and S. Okajima, 2018: JRA-55CHS: An atmospheric reanalysis produced with high-resolution SST. SOLA, 14, 10.2151/sola.2018-002.

4.本データを利用した論文・報告文を作成した場合には、気象庁に写しを提出すること。

免責事項

気象庁は、本データについて細心の注意を払っておりますが、本データの信頼性について一切保証するものではありません。また利用者が本データを利用することによって生じる、いかなる損害についても気象庁が責任を負うものではありません。

10.2 プロジェクトによるデータ利用規約

10.2.1 データ統合・解析システム

データ提供者がデータ利用規約を定めていない場合は,DIASサービス利用規約(https://diasjp.net/terms/)およびDIASプライバシーポリシー(https://diasjp.net/privacy/)が適用されます.

DIASサービス利用規約とデータ提供者によるデータ利用規約に齟齬がある場合は,データ提供者によるデータ利用規約が優先して適用されます.

11. ライセンス

12. 謝辞の記載方法

12.1 データ提供者の指定による謝辞の記載方法

本データを利用した論文・報告文には、これを利用した旨を明記すること(下の「引用例」参照)。

引用例

「利用したデータセットは気象庁55年長期再解析(JRA-55)プロジェクトにより提供されたものである」

12.2 プロジェクトの指定による謝辞の記載方法

12.2.1 データ統合・解析システム

このデータセットを利用して学会発表,論文発表,誌上発表,報告などを行う場合は,以下を参考に謝辞を記載すること.また,データ提供者が示す謝辞の記載方法がある場合は,それも併記すること.

“ 本研究では、[データ提供者の名称]が提供する[データセットの名称]を利用した.またこのデータセットは、文部科学省の補助事業により開発・運用されているデータ統合解析システム(DIAS)の下で,収集・提供されたものである. ”

13. 参考文献

(1) Masunaga, R., H. Nakamura, H. Kamahori, K. Onogi, and S. Okajima, 2018: JRA-55CHS: An atmospheric reanalysis produced with high-resolution SST. SOLA, 14, 6−13, doi:10.2151/sola.2018-002.

(2) Nakamura, H., A. Isobe, S. Minobe, H. Mitsudera, M. Nonaka, and T. Suga, 2015: “Hot Spots” in the climate system – new developments in the extratropical ocean-atmosphere interaction research: A short review and an introduction. J. Oceanogr., 71, 463−467, doi:10.1007/s10872-015-0321-5.

(3) Kobayashi, S., Y. Ota, Y. Harada, A. Ebita, M. Moriya, H. Onoda, K. Onogi, H. Kamahori, C. Kobayashi, H. Endo, K. Miyaoka, and K. Takahashi , 2015: The JRA-55 Reanalysis: General specifications and basic characteristics. J. Meteor. Soc. Japan, 93, 5-48, doi:10.2151/jmsj.2015-001.

(4) Kobayashi, C., H. Endo, Y. Ota, S. Kobayashi, H. Onoda, Y. Harada, K. Onogi, and H. Kamahori, 2014: Preliminary results of the JRA-55C, an atmospheric reanalysis assimilating conventional observations only. SOLA, 10, 78-82, doi:10.2151/sola.2014-016.