AVNIR-2は地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)に搭載されたAVNIRの分解能をさらに向上させたもので、可視・近赤外域の観測波長を用いて、主に陸域、沿岸域を観測することにより地域環境監視等に必要な土地被覆分類図、土地利用分類図などの作成を行います。
AVNIR-2はまた、災害状況の把握のために衛星進行直行方向に観測領域を変更するポインティング機能(±44°)を持っています。
キーワードタイプ | キーワード | シソーラス名 |
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AUIG(ALOSデータ検索・注文用システム、協定締結機関、共同研究機関の方のみデータ注文が可能) : https://auig.eoc.jaxa.jp/
以下の処理レベルがある。
[Level 1A]
レベル0 から切り出された、伸張・ライン生成されたAVNIR-2 生データ。レベル1B 以降の処理に必要なラジオメトリック情報、幾何学的情報等のアンシラ情報が付加される。
[Level 1B1]
レベル1A データにラジオメトリック補正を施し、絶対校正係数を付加する。レベル1B2以降の処理に必要な幾何学的情報等のアンシラリ情報が付加される。
1B2 レベル1B1 データに幾何学的補正を施す。以下の補正オプションが使用可能。
R:Geo-reference データ。
G:地図への重ねあわせを行う。Geo-corded データ。
D:DEM が整備されているシーンについては概略DEM 補正を行い、ポインティング時の地形の影響を補正する。
なお、DEM 補正が有効なのは日本域のみである。また、ポインティング角が大きい場合DEM 補正エラーが発生する可能性があり、エラーの部分は補間を行うため、精度は保証されない。